麻雀 魔神の攻め (マイナビ麻雀BOOKS)
著者: 渋川難波
単行本: 224ページ
出版社: 毎日コミュニケーションズ
発売日: 2012年3月13日
価格: 1,470円(税込)
■ 内容紹介
新雀竜位が攻めを語る!
ネット麻雀の覇者『天鳳』十段という名誉をひっさげて鳴り物入りでプロデビュー。すると連戦連勝で3連続昇級を決め、2013年2月にはビッグタイトル雀竜位を獲得。ネットで培ったその能力の高さを証明し続ける男、渋川難波――。
本書は渋川プロ処女作にして空前のヒットとなった「麻雀 魔神の読み」の続編に当たります。渋川プロの明快な論理と深すぎる読み。今、新しい麻雀戦術を切り開いているのは間違いなく彼です。
第一章の「赤入り麻雀の定石」では赤牌とチップによって変わる戦術と、仕掛け、押し引き、そして有力役チートイツについて語ります。
第二章の「攻撃への備え」では簡単なようで難しいベタオリ、また回し打ちや複雑形の対処などを論じます。
第三章は「魔神の教室」、それまでの内容を踏まえながら渋川プロの実戦麻雀レッスンを披露します。
現代麻雀が現代麻雀たるゆえん、赤牌。赤牌があることで、こうまで麻雀の打ち方は変わるものなのかと驚かされます。
渋川プロは言っています。
「よく『赤が入ると運ゲーになるから嫌だ』という話を聞くが、全くそんなことはない。情報が増えるぶん考えることが増えるので、赤が入るとむしろ実力の差が出るのではないか」
現代麻雀は考えなければならないパラメータが増えた、だからこそ自分が強いのだというゆるぎない自信がそこにはあります。
本書には現代麻雀に対応した攻撃の手順がちりばめられています。また、前著で好評だったコラムは今回も健在。コラム「思い出深いネット雀士たち」では強くて面白いネット麻雀の住人たちが紹介されています。
では、最後に渋川プロの信念が込められた一文を引用します。
「ある程度長期において、強いのにツキがないから勝てないなんてことはありません。それは単に弱いだけです」
本書を読めばあなたの雀力がワンステージ上がることは間違いないでしょう。
■目次
第一章 赤入り麻雀の定石
その1、チップの概念
その3、チートイツの手筋
その8、鳴きとメンゼンの分岐点
その10、リーチとダマ
その15、見逃し など
第二章 攻撃への備え
その18、ベタオリ
その20、回し打ち
その21、複雑形の対処
その23、赤の所在 など
第三章 魔神の教室
コラム 思い出深いネット雀士たち1~3
魔神のつぶやき1~3
【著者略歴】渋川難波(しぶかわ・なんば)
日本プロ麻雀協会。ネット麻雀『天鳳』の十段という名誉を引っさげて2011年プロデビュー。C3→C2→C1→B2と連続昇級中。ネット麻雀で培った場況解析能力はリアル麻雀、そして競技麻雀でも通用することを見事証明している。
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■ 管理人の感想
バカ売れした前著『 麻雀 魔神の読み
』に続く第二弾。
本の発売直前というすごいタイミングで雀竜位を取ったってのもすごすぎる(((( ;゚Д゚)))
ああ、これまた売れるわ(*´ω`*)
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